メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

メディア時評

男性議員育休取得 論点の整理を=詩人・社会学者、水無田気流

 「育休取得」を宣言した自民党の宮崎謙介衆院議員に対し、賛否両論が沸き上がっている。宮崎議員は妻・金子恵美衆院議員が2月中旬出産予定のため、昨年12月に1カ月の育休取得の意思を表明した。衆議院規則に育休規定がないため、宮崎議員は改正を呼びかけてきた。しかし、朝日新聞1月7日朝刊34面の記事によると、1月6日、党国会対策委員会幹部から「国会議員全体の評判を落としている」などと注意されたという。子どもを使った売名行為との批判まで飛び出した。一方、菅義偉官房長官が「育休を取るための議員立法を超党派でつくったらいい」と賛同しているのをはじめ、応援の声もある。

 その後の新聞各社報道を概観すると、本件をめぐる論点は大きく三つあげられる。第一は、男性の育休取得が困難な日本社会の構造的問題への批判、第二は選挙で選出された国会議員が育休を取得することへの批判、第三は、宮崎議員が日本の組織でしばしば見られる「根回し」を行わず、「スタンドプレー」に見られる方法を取ったことについての批判である。これらの反応は、1987年から88年にかけて起こった「アグネス論争」に酷…

この記事は有料記事です。

残り533文字(全文1011文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「緊急事態」期間は1カ月程度か 首都圏4都県、大阪、兵庫軸に

  2. 緊急事態宣言、発令後も自粛頼み 施設使用停止などに法的根拠 放送局ににらみも

  3. 千葉県で妊娠女性の感染確認 松戸ではヤマト運輸支店で感染拡大 新型コロナ

  4. タレントのゴリけんさん、新型コロナ感染

  5. 首相、緊急事態宣言へ 新型コロナ感染拡大受け 7日にも発令決断

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです