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磯田道史・評 『真田四代と信繁』=丸島和洋・著

 (平凡社新書・864円)

歴史家の史料批判、推理法を知る

 今年はNHKの大河ドラマ「真田丸」が放映されて真田信繁関連の出版物が山ほど出ている。こうした「大河関連本」は質にばらつきがある。たいていは既存の説を紹介し、諸説を併記するにとどまる。しかし、なかには史料にひろくあたり、きちんと諸説を検討し、著者自ら判断を下して、自説・私見を展開したものもある。

 本書などは後者の一つといってよい。真田氏は戦国大名武田氏の支配下にいた時期が長かったから、真田氏研究は武田氏研究者によって進められてきた。柴辻俊六氏の『人物叢書(そうしょ) 新装版 真田昌幸』や寺島隆史氏が長野県地域史研究誌『信濃』に発表した論文などで、真田氏や真田信繁の研究が近年すすんできた。

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