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復興の途上

東日本大震災5年 第1部 まちづくり/1(その1) 宮城・桃浦地区 高台に限界集落

桃浦地区の高台に造成された集団移転地(手前)。漁港(右)から続く坂の上に4軒が建つ=宮城県石巻市で2015年12月20日、本社ヘリから佐々木順一撮影

移転事業の現実

 東日本大震災の被災地で、高台の造成地に新たなまちをつくる防災集団移転促進事業(防集)が、その姿を現しつつある。政府の震災復興構想会議が掲げた「創造的復興」の中核的な事業。だが現実には、高齢化と人口減少に拍車がかかる三陸沿岸に、防集は新たな限界集落も生み出した。

   ◇

 風に揺れる杉林の間にエメラルドグリーンの海がのぞく。宮城県石巻市の牡鹿(おしか)半島北西部にある桃浦(もものうら)地区。カキの水揚げが最盛期を迎えた漁港から、舗装されたつづら折りの急坂を上ると、標高40メートルの高台に集団移転地が現れた。

 真新しい平屋が4軒、寄り添うように建つ。「ようやく、ここさ帰ってきたなと思います。桃浦に家を建てる…

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