メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

特集ワイド

死にゆく姿、みっともなくても見せる 宝島社の広告で話題、樹木希林さんの死生観

毎日新聞の1月5日朝刊に掲載された宝島社の広告

 「死ぬときぐらい好きにさせてよ」。1月5日、毎日新聞朝刊などに、まるで“終活宣言”のようなキャッチコピーの見開き全面広告が掲載された。シェークスピアの戯曲「ハムレット」のオフィーリアのように川に浮かんでいたのは女優、樹木希林さん(73)。3年前、「全身がん」と告白し「生き方だけではなく死に方もちゃんと見せていきたい」と語った樹木さんの死生観を知りたくて、東京都内のご自宅を訪ねた。【小国綾子】

 打ちっぱなしのコンクリート壁に天然石の床。シンプルな部屋のテーブルに、私は新聞広告を大きく広げた。英国の画家ジョン・エバレット・ミレイの代表作「オフィーリア」をモチーフにした広告は、オリジナルの絵画とは印象がどこか違う。絵画のオフィーリアは悲しげなのに、樹木さんのオフィーリアはわずかにほほ笑んでいる。迷いなく、すべて受け入れているかのように。

 「こんな表情で私は死を迎えられるのかな、と自問しました」と感想を伝えたら、樹木さん、面白そうに「あら、私なんて絵画の顔部分だけ、私のオバアサン顔に差し替えるパロディー企画だと思ったの。新聞を見た時は『いやだなあ、目開いて死んでる』なんて思ったわ」と大笑いした。

この記事は有料記事です。

残り2109文字(全文2611文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 安倍首相は誰に向けて語っていたのだろうか わずか16分間の会見を考える

  2. 首相また会見18分、質問二つで終了 追加受けず 帰省「一律自粛求めず」

  3. 首相会見に識者「政府の責任から逃げている」「質疑は『おまけ』という姿勢」

  4. クックパッドニュース 目からウロコ!ガス代が節約できる「パスタ」の茹で方

  5. 沖縄県、新たに159人感染 過去最多を更新 新型コロナ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです