メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

展覧会

多様な「愛すべき世界」 香川で4作家参加

 写真や映像を通して身近な社会を見つめ、再考する展覧会「愛すべき世界」が、香川県丸亀市の市猪熊弦一郎現代美術館で開催中だ。日常に潜む不条理や素朴な疑問から出発し、批評的な表現を生み出す4作家が参加している。

 写真家の鷹野隆大は1998年以降、毎日撮り続けている「毎日写真」シリーズから、さまざまな都市の表情を捉えた近作約90枚を時系列に展示。「できるだけ作家性を排除し、日々の記録として作品を提示したかった」と話す。人影まばらな商店街や駅前のロータリー。匿名の風景がずらりと並び、均質化した都市の有りようを浮き彫りにする。と同時に日常を生きること、それ自体を慈しむようなまなざしも感じさせる。

 自ら地域や社会に介入しそのパフォーマンスを映像作品にする丹羽良徳は継続中のプロジェクト「より若い者がより歳をとった者を教育する」を発表。学校で教師/学生の立場を入れ替えて授業するというワークショップを丸亀市教育委員会へ提案し、拒否されながらも粘り強く交渉する様がモニターに映し出される。会期中、このやりとりを子どもたちに演じてもらった映像も追加される予定だ。社会的な役割や地位を転倒させる試みは、固…

この記事は有料記事です。

残り384文字(全文880文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 虫歯治療後に2歳死亡 福岡の小児歯科元院長を近く在宅起訴へ

  2. 「やる気ないなら担当変える」河野行革相、放送規制改革で文化庁に発破

  3. うずくまる息子、脇に立つ父「救急車、呼ばんでいい」 あの冬の日から3カ月…救えたはずの命

  4. SNSで横行する住所「特定屋」 その手法とは… ストーカー事件など犯罪に悪用も

  5. 自民・杉田議員「女性はいくらでもうそ」 性犯罪に関し党会議で発言 記者団には否定

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです