北朝鮮「衛星」通告

発射を正当化 批判かわす狙い

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 【北京・西岡省二】北朝鮮が国際海事機関(IMO)など国際機関に「衛星」打ち上げを通告した背景には、自国の行為が「人工衛星打ち上げ」という宇宙の平和利用である点をアピールし、「長距離弾道ミサイルの発射実験」と主張する関係国の批判をかわす狙いがある。

 国連安全保障理事会では1月6日の核実験を受けての制裁決議が議論されているが、これに事実上のミサイル発射をたたみかけることで、関係国を疲弊させたいという思惑も透けてみえる。

 北朝鮮は時期を「8〜25日」としているものの、北朝鮮は16日に故金正日総書記の誕生日を迎えることもあり、これを前に国威発揚を図りたいとの狙いが読み取れる。一方で、北朝鮮は各国をかく乱する情報戦を展開していることもあり、気象条件と各種準備が整い次第、発射するのではないかという観測も広がっている。

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