重力波望遠鏡「KAGRA」

岐阜県飛騨市に完成 現地を訪ねた

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宇宙から届く謎の「重力波」をとらえるため建設された、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の心臓部=岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山で、元村有希子撮影
宇宙から届く謎の「重力波」をとらえるため建設された、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の心臓部=岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山で、元村有希子撮影

 広大な宇宙。いまだ解かれていない謎の中でとりわけ注目を浴びているのが、宇宙からやってくる「重力波」だ。アインシュタインが「一般相対性理論」でその存在を予言してからちょうど100年。正体をつかまえようと世界の研究者がしのぎを削る。日本でも、岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山地下に大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が完成した。地下にあるのに「望遠鏡」? 3月の試験運転に向けて準備が進む現地を訪ねた。【元村有希子/デジタル報道センター】

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