【ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナへの軍事介入を巡り関係を冷却化させていた北大西洋条約機構(NATO)とロシアが、政治対話の枠組み「NATOロシア理事会」を数週間以内に再開させる方向で調整していることがわかった。複数のNATO外交筋が毎日新聞に明らかにした。今月末か来月初めの開催を目指しているという。ロシアがNATO加盟国トルコの領空を侵犯するなど衝突の危険が高まる中、対話への方針転換で危機回避を図る。
理事会の再開方針は昨年12月のNATO外相会議で合意。バシュボウNATO事務次長とグルシコ露NATO大使が複数回協議して対話の意思を確認、日程を調整している。NATO外交筋は日程について「数週間以内に開かれる」と述べ、別の外交筋は今月末か来月初めで調整していることを明らかにした。
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