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池澤夏樹・評 『水俣病の民衆史 全六巻』=岡本達明・著

 (日本評論社・6480円〜1万800円)

一人一人の生きた日々の記録の束

 水俣病は厖大(ぼうだい)な数の不幸な患者を生み出したが、その一方でこの歴史事象は我々に思索を強い、多くの名著を生んだ。石牟礼道子の『苦海浄土』、原田正純の『水俣が映す世界』、ユージン・スミスの『水俣』、そして西村肇・岡本達明の『水俣病の科学』。

 この最後に挙げた本の著者の一人である岡本達明がさらなる偉業を成し遂げた。『水俣病の民衆史』は全六巻…

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