大学で教育・研究のために設置しているインターネット回線の利用が急増し、制限に踏み切る大学が出てきている。学生らによる動画サイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、オンラインゲームなど私的と思われるアクセスが増えているためだ。法政大学(東京都)では、ネット回線容量の約7割がこれらのサイトの接続に使われていたことから、「本来の学業目的に差し支えが出ている」(法政大学広報課)として、1月上旬からファイル共有ソフトやゲーム専用機からのネット利用制限を始めた。
同大では昨年5月ごろから頻繁に学内のネットでつながりにくかったり、反応が遅かったりといった現象が見られるようになった。同9月に調査したところ、学内のネットワーク回線を流れる通信量は3年前の2倍に増加し、容量のほぼ全てが使われている状態になっていた。通信量の内訳は、学内サービスや授業で利用する通信は全体の30%に過ぎず、残りの70%はユーチューブなどの動画サイト、フェイスブックやツイッターといった…
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