【カイロ秋山信一】サウジアラビアなどペルシャ湾岸諸国の政府高官が最近、内戦が続くシリアへの地上部隊派遣に相次いで言及した。米軍主導の有志国連合による過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦の一環という名目だが、劣勢が続く反体制派にてこ入れし、ライバルのイランが支援するアサド政権をけん制したいとの思惑が見え隠れする。
サウジのアシリ国防相顧問は4日、テレビのインタビューでIS対策には「空爆と並行して地上作戦が必要だ」と主張した。有志国連合の「合意」を条件に「サウジはシリアに地上部隊を派遣する用意がある」と述べた。
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