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ミュージカル

宝塚月組 龍、心の揺らぎ繊細に=評・小玉祥子

 最初が「舞音−MANON−」(植田景子脚本・演出)。アベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」を原作に舞台を20世紀初頭の仏領インドシナに置き換えた。

 仏海軍将校のシャルル(龍真咲)はインドシナ駐在を命じられ、サイゴン(現ホーチミン)のナイトクラブで踊り子のマノン(愛希れいか)にひと目ぼれする。

 婚約破棄し、出世を棒に振り、陰謀に巻き込まれてもシャルルはひたすらマノンを求める。マノンは原作より思慮深く、慈悲心に富んだ女性に設定されている。

 シャルルはマノンを通して社会の矛盾を知り、ついには植民地制にも疑問を持ち出す。マノンに翻弄(ほんろう)されるというよりも、シャルルの成長物語的な側面が強くなり、その分哀れさは薄く感じられる。

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