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国立科学博物館

祖先の航海再現へ 大陸−琉球列島ルート 古代舟、復元し

チームは昨年10月、沖縄・与那国島で草舟を試作。実際に乗って浮き具合などを確かめた=国立科学博物館提供

 3万年前、日本人の祖先はどうやって海を渡ることができたのか−−。国立科学博物館は9日、大陸から琉球列島への航海を再現して、科学的に渡来ルートを確かめるプロジェクトを開始すると発表した。代表の海部陽介・人類史研究グループ長は「失敗など途中経過も公開して、多くの人と謎解き体験を共有したい」と話す。【大場あい】

 海部さんによると、アフリカ起源のホモ・サピエンス(新人)が日本にやってきた経路は、朝鮮半島から対馬を経由して九州北部へ▽大陸と陸続きだった台湾から琉球列島を北上▽サハリンと陸続きだった北海道から南下−−の3ルートと考えられている。特に琉球列島への航海は、流れの強い黒潮を横切る必要があり、最も難しかったとみられる。

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