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ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 フンデルトバッサーハウス(ウィーン) 型にはまらぬ市営住宅

直線的でなく、カラフルなウィーンの市営住宅「フンデルトバッサーハウス」の外壁=2016年1月23日、坂口裕彦撮影

 外壁を見つめていると、「おとぎの国」に来たような気分になる。直線を嫌うかのように、窓や装飾物の形がふぞろいだからか。それとも赤、青、黄と目移りする色彩の強烈さゆえなのか−−。

 ハプスブルク帝国の息づかいを今に伝える古都ウィーン。重厚な街並みの中で「フンデルトバッサーハウス」は異彩を放っている。型破りな外見はもちろんながら、約50万人の観光客が訪れる、世界でも例を見ない「市営住宅」でもあるからだ。

 「全部で52戸あるけど、広さも、デザインも同じ部屋はただの一つだってないのよ」。教員のソンヤ・シャックさん(59)は、上機嫌に話し始めた。アパートが完成した直後の1987年から住み続ける「生き字引」のような人だ。「住民しか味わうことができない内部を見せてほしい」という、こちらの申し出を快く引き受けてくれた。

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