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特集ワイド

あなたの個人情報が丸裸… 大丈夫?マイナンバー

個人番号カードを手渡す板橋区役所の職員(右)=東京都板橋区で2016年1月8日、竹内幹撮影

 大切なものほど奪われたときのリスクは大きい。生涯不変の12桁の番号が国民一人一人に付けられたマイナンバー制度。運用が始まってまもなく2カ月を迎える。現在は税と社会保障、災害対策の3分野に限られるが、将来的には1枚のカードに銀行預金やクレジットカード、指紋などの生体認証など、さまざまな個人情報が結び付けられるという。この制度が本当に必要なのか、立ち止まって考えてみたい。【石塚孝志】

 「不思議ですね」。マイナンバー制度について、水永誠二弁護士は皮肉を込めて言う。「制度はプライバシー権を侵害し、憲法違反だ」として昨年12月、国に個人番号の収集や利用の差し止めなどを求める訴えを東京地裁に起こした原告弁護団の一人だ。「国は『便利な制度ですよ、個人番号カードを持ちましょう』と言い、国家公務員の身分証明書や健康保険証など用途をどんどん拡大しようとしている。ところがカードの裏には、他人に漏れたら悪用されかねない番号が載っていて、持ち歩けば持ち歩くほど危険が高まる。根本的な矛盾を抱えているんです」

 既にマイナンバーの流出については、なりすまし犯罪の増加などの恐れが指摘されている。

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