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もとをたどれば

オンパックス カタカナで「温かい袋」

 袋から出せばすぐ温まる使い捨てカイロ。朝鮮戦争(1950〜53年)の戦場で、米軍兵士が水筒に鉄粉と食塩を混ぜて発熱させ暖をとった。暖房具なのに火を使わない。この話をヒントに78年に開発された日本生まれの商品だ。生産が比較的簡単なため、一挙に50社超が参入した。

 業界2位のマイコール(栃木市)もその中の一社。植物の灰を金属容器で燃やして温める「灰式カイロ」の業者だったが、電気器具に押されて衰退し、新事業を探していた。

 参入業者が多く、急がれたのが商品名の商標登録。当時社長だった臼井康雅会長は「新しさをアピールできるカタカナ名を」と考え、「オンパックス」と名付けた。「オン」は「温」、「パック」は「袋」で、「温かい袋」の意味だ。マジックカイロやミラクルカイロの案も出たが「カイロは古くさい」と退けた。カイロ業界から参入した企業は名前からカイロを外し、異業種からの参入組はカイロを盛り込む傾向があったという。

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