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漫画で解説

司法試験とはの巻

裁判官、検事、弁護士を目指す人の国家試験 合格には2ルート

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中学3年生のののかが、六法全書を読んでいます。どうやら、弁護士に興味があるようですね。 弁護士になるには司法試験を受ける必要があります。一番難しい試験だとも言われますが、これは一体、どんな試験なのでしょうか。 司法試験とは裁判官、検察官、弁護士のいずれかになるために必要な学識や能力があるかどうかを判定するための国家試験ですね。その制度も近年、変わってきています。
司法試験では、どんな問題が出題されるのでしょうか。例えば、こんな問題もあります。 警察官が捜査令状なく、 (1)路上のごみ捨て場にあるごみ袋を勝手に開封して内容物を収集 (2)マンションのごみ集積所内にあるごみ袋を勝手に開封して内容物を収集 ……することは許されるのか? ごみを捨てた人のプライバシー権や、捨てた場所の性質などに照らして考える問題ですね。これは、捨てた時点で所有権はなくなるものの、個人情報が含まれるごみはプライバシー権に関わるとも捉えられます。こんなややこしい問題も出るのですね。 司法試験は2006年から新制度で実施され、原則として法科大学院の修了者のみが受験できるようになりました。その合格率はどれぐらいなのでしょうか?
「法科大学院修了者の7~8割が合格できる」とされましたが、実際の合格率は平均20%台と低迷しています。そこで、政府は2011年、「予備試験」を導入しました。 予備試験とは、法科大学院の修了者以外でも合格すれば司法試験の受験資格が得られる制度です。経済的事情などで法科大学院に通えない人たちに法律家になる道を開くためのルートとして設けられました。 つまり、現在は司法試験合格への道は二つあるということですね。
しかし、予備試験は法科大学院の授業料や時間を節約するために利用されているとの批判もあるのが実情です。 法科大学院に進学しても司法試験に合格できるとは限りませんが、どちらの道であっても受験者は司法試験の合格に向けて、日夜、勉強しています。裁判官も検察官も弁護士も責任の重い職業ですからね。 法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)にはそれぞれバッジのがあります。それを知って、ののかは検察官や裁判官にも興味を持ったようですね。

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