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隣の貧困

/2 切り詰める、学ぶため

アルバイト先からもらった冷凍ご飯。アキにとっては大切な食材だ=和田大典撮影

 冷蔵庫の扉を開けて、冷凍室からビニール袋に小分けしたご飯を取り出した。「アルバイト先のラーメン店で余りをもらった。コメは高いから買わない」。大学2年のアキ(20)=仮名=は淡々と話す。今は日が当たらない月2万円の6畳一間に1人住む。

 九州の実家からの仕送りはなく、月12万円の奨学金とバイト代で生活する。農作業を手伝って、くず野菜をもらってくる。学費は免除されているが、4年間で約580万円になる奨学金は卒業後、返済しなければならない。毎月残ったお金は少しでも貯金に回す。「きつい、苦労していると思ったら負け」。そう自分に言い聞かせている。

 曽祖母(故人)、祖母(61)、母(44)と3代続けて生活保護を受ける家庭に育ち、大学進学で家を離れ…

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