メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

検証・大震災

東日本大震災5年 福島第1原発事故(その2止) 浪江・賠償和解難航

 今月2日夕、東京都千代田区の東京電力本店前に大型バス2台が止まった。バスを降りた福島県浪江町民約100人は、同社の会議室で東電の石崎芳行副社長に怒りをぶつける。「被災者に真摯(しんし)に向き合おうとしていない」。町民約1万5000人が国の原子力損害賠償紛争解決センターによる裁判外紛争解決手続き(原発ADR)に申し立て、精神的賠償の増額が和解案として示されたものの、東電はこれを拒み続けている。石崎副社長は「他の被災者との公平性を守らなければならない」と繰り返した。

 町民らはこの前に経済産業省と文部科学省も訪れている。だが、経産省は「賠償の基準は文科省の所管」、文科省は「東電を指導するのは経産省」というのが従来の立場。馬場有(たもつ)町長は「国は被災者に寄り添うと言いながら、全く寄り添っていない」と嘆く。

この記事は有料記事です。

残り2835文字(全文3191文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 岡村隆史さんが結婚 相手は一般の30代女性

  2. #排除する政治~学術会議問題を考える あそこは左翼の巣窟だけど… 反学術会議派・小林節氏が首相を糾弾する理由

  3. 鳥取県教委、部活遠征で教員83人処分 生徒をマイカーに 実態に合わずの声も

  4. 再選択2020~私の見方 東京一極集中は「けったくそ悪い」 漫才師・西川のりおさん 大阪都構想住民投票

  5. 毎日新聞に「嵐」の二宮さん iPhone広告で全国紙5紙に1人ずつ掲載

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです