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 まるで歴史本を開くように「別冊<還暦>週刊新潮」を読んでいる。

 新潮社が、当時「新聞社以外は出せない」と言われた週刊誌を創刊したのは1956年2月。柴田錬三郎の小説「眠狂四郎無頼控」が人気で、たちまち発行部数50万部。出版社系週刊誌時代の先鞭(せんべん)をつけた。

 それから60年。「別冊週刊新潮」は、この間、話題になった「特ダネ」の復刻。「吉田茂回顧録(三)領土問題について」(56年)、「美空ひばり 小林旭離婚の損得」(64年)……硬軟織り交ぜて読ませる。

 興味深いのが「三億円事件敗退記 特別捜査本部主任 平塚八兵衛」(72年9月2日号)。東京都府中市で、現金輸送車に積まれた2億9430万7500円が白バイまで用意した「ニセの白バイ隊員」に奪われた三億円事件(68年12月10日)。犯人を追った“伝説の鬼刑事”が時効成立の約3年半前に「捜査の裏側」を洗いざらい話している。

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