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【ワシントン和田浩明】イラクとシリアで活動する過激派組織「イスラム国」(IS)の少年兵の死者数が、2015年1月からの13カ月で89人に上ることが、米ジョージア州立大の研究者らの調査で明らかになった。在英の反体制派組織による調査より倍以上多い期間もあり、研究者らは「ISによる子供の動員は、前例のないペースで増えている」と指摘している。
調査は同大のミア・ブルーム教授らが実施し米陸軍士官学校テロ戦闘センターの機関誌2月号に掲載された。それによると、ISが死亡を公表した18歳以下とみられる少年兵らの写真や個人データをインターネット上で収集し、データベース化して死亡時の状況などを調べた。
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