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被害者、加害者を超え リアルな難民の姿描く

 シリア内戦をきっかけとして、難民について激しい議論が展開しています。難民を国内に受け入れるべきか、受け入れるべきではないのか。これまで難民受け入れに消極的であった日本ばかりでなく、受け入れに積極的であったドイツなどでも意見の対立が続いています。

 議論の根底には、難民について異なる二つのイメージがあるといっていいでしょう。第一は、犠牲者としての難民です。戦争のために行く場所を失った人々に手をさしのべるのは人間として当然ではないかという議論ですね。もう一つは、難民は口実に過ぎず、豊かな世界に移民することが主な目的であるという、経済難民のイメージです。さらに極端になると、難民どころか、難民を偽って先進諸国に侵入するテロリストというイメージ。このイメージがあるからこそ、シリア難民の受け入れに対して激しい反発が生まれました。同じ難民という言葉で、まるで異なるイメージが語られているわけですね。

 それでは、現実の難民とはどんな存在なのでしょうか。それを捉えたのがこの映画です。

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