メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

第70回毎日映コンの顔

/5止 桃井かおり/ジャン・ユンカーマン監督

桃井かおりさん=長谷川直亮撮影

 節目の第70回毎日映画コンクールの受賞者の声を届けるのも最終回。歴史を振り返り、未来を見据え、新たな歩みが始まる。

 ◆田中絹代賞 桃井かおり

ひと山越え、また初心に

 「運を使い切った」

 冗談めかした受賞の喜びも、「大女優」田中絹代への思慕の深さゆえだ。

 田中が銀幕からテレビに活躍の場を移した1970年代、ドラマで共演を重ねた。初共演時、桃井はデビューしたて。田中から「私も(テレビでは)“新人”でございますから、よろしくね」とあいさつされたのをうのみに。「おばあさん、これからデビューじゃ大変だな」と思い、「一緒に取材を受けた方がいいよ」と大女優を連れ回そうとした。「絹代さんを見た相手がぎょっとして体が固まるの。どれほど冷や汗をかいたか」。「先生」はもちろん、「先輩」と言われるのも嫌がる、飾らない謙虚な人柄だった。「私が受賞したと聞いたら、大受けして笑うだろうな」

 昨年は英国、メキシコ、ドイツ、ラトビアの映画に出演し、今年のベルリン国際映画祭に出品された「火 Hee」を監督・主演と、都合5本に関わった。海外の映画祭に審査員で参加した際に知り合った若い監督らと仕事を続ける。

この記事は有料記事です。

残り1042文字(全文1533文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 今年の“新語”大賞は「ぴえん」 新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り

  2. GoToトラベル利用のバス旅行で10人がコロナ感染 福岡

  3. 呼吸困難や倦怠感…実は深刻なコロナ後遺症 病院で相手にされず 医師「国は対策を」

  4. 時機を失した政府のGoTo対応 北海道から訴える

  5. 経路不明急増、保健所パンク…「日本モデル」もう限界 「政府も危機感共有を」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです