- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

奈良女子大(奈良市)の学生らが今春、「ハンティングサークル」を結成し、若い世代に狩猟の魅力をアピールする活動を始める。狩猟の知識を学びつつ、ジビエ(野生鳥獣肉)料理のレシピを考案するなどして地域活性化にもつなげたい考えだ。奈良県では高齢化によるハンター減少などを背景に農産物被害が増えており、県は「狩猟の担い手を増やす取り組み」と位置づけ、22日公表の新年度予算案に支援費用約330万円を盛り込んだ。
県南部を含む紀伊半島は古くから狩猟が盛んな地域。県によると、狩猟者登録数は1970年には約3800人だったが、現在は約1200人にまで減り、60歳以上が約7割を占める。ハンターの減少とともに、鹿やイノシシなどの農作物被害が増え、被害額は年間2億円に達する。
この記事は有料記事です。
残り487文字(全文817文字)