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歌舞伎

二月大歌舞伎 「愛想づかし」の哀れさ迫る=評・小玉祥子

 昼は新作歌舞伎「新書太閤記」(吉川英治原作、今井豊茂脚本・演出)の通し。豊臣秀吉が木下藤吉郎(羽柴秀吉)を名乗り、織田信長の家臣として頭角を現す若き日から天下人に近づく「清洲会議」まで。

 藤吉郎(菊五郎)は槍(やり)試合、城壁の普請などの課題を解決し、信長(梅玉)の信頼を得て信長の軍師として招いたはずの竹中半兵衛(左團次)が藤吉郎に仕えると言い出すなどの試練も乗り越える。山あり谷ありの成功物語で飽きさせない。

 愛嬌(あいきょう)と度胸があってしたたか。菊五郎の人物像は明朗だ。梅玉が短気で鋭い覇者ぶり。時蔵の寧子が機転者らしく、菊之助の濃姫は信長に意見する場面に大きさを見せた。

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