白杖

全国の議場でOK 障害者ら要望実り

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 凶器になり得るとの偏見から一部の都道府県議会で傍聴席への持ち込みが禁じられてきた杖(つえ)が、今春にもすべての都道府県議会で持ち込み可能となる。全国都道府県議会議長会が先月、各議会のモデルとなる「標準傍聴規則」から杖の条項を削除したためで、杖の条項が残っていた県で規則改正作業が進んでいる。視覚障害者や高齢者にとっては杖は体の一部で、障害者団体などが要望しており、これが実った形だ。

 元々の条文は「銃器、棒、杖その他、人に危害を加え、又は迷惑を及ぼすおそれのある物を携帯している者」の傍聴を禁じていた。このため、一昨年11月と12月、鹿児島と愛知の県議会で視覚障害者が白杖(はくじょう)を預けるよう求められる事案が発生。NPO法人「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」が昨年3月、同議長会や衆参両院に規則改正を求めていた。

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