シリア内戦

焦点は「停戦の履行できるか」 米露共同声明

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【ワシントン和田浩明、モスクワ杉尾直哉】約5年間に及ぶシリア内戦を巡り、米国とロシアが22日、シリア時間27日午前0時(日本時間同日午前7時)からの停戦を呼びかけたことを受け、今後の焦点は停戦の履行に移る。25万人以上の死者を出した戦いに終止符を打てるのか。国際社会の関心は高まるが、そのハードルは高い。「保証人」役の米露の関与の度合いには温度差も見られ、先行きは多難だ。

 「米露の共同行動で、今後のシリア危機は劇的に変わると信じている」−−。22日夜、停戦について語るプーチン露大統領の声は自信に満ちていた。ロシア側の要請でオバマ米大統領と電話協議したことを明らかにし、「ロシア主導」を印象づけた。ロシアは昨年9月にシリア空爆を開始し、旧ソ連時代を含め、戦後初めて中東での本格的な戦争に参入した。「米国主導で中東の秩序が次々と崩壊させられるのを黙認するわけにはいかない」…

この記事は有料記事です。

残り838文字(全文1225文字)

あわせて読みたい

注目の特集