ダゲスタン

何も告げず息子はISに…戦死のうわさに母涙

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ザイナブ・イドリソワさん
ザイナブ・イドリソワさん

 「刑務所に入れられてもいい。彼が生まれ育ったこの地で、私が住むこの街で、生きていてくれさえすれば」−−。過激派組織「イスラム国」(IS)に加わるため、昨年6月にロシア南部ダゲスタン共和国からシリアへ渡り、消息を絶った息子を思うと、母親は涙が止まらなくなる。

 シリア入りしたのは、ダゲスタンの首都マハチカラで靴屋の店員だったマゴメッドさん(23)。母のザイナブ・イドリソワさん(44)は「誰とでも仲良くし、おとなしくて、決してウソをつかない子だった」と話す。

 家出から3日後、息子の携帯に電話がつながった。「戦闘地帯にいるんだ」と告げられた。「帰ってきて」と呼びかけたが、聞き入れられなかった。隣人らの話から、ほかの若者2人と共に息子がトルコ経由でシリアに渡ったことを知った。

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