メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

コトバ解説

「謝罪」と「陳謝」の違い

同じごめんなさいでも 事情を詳しく話すかそうでないか

[PR]

八木「あ……心の中では土下座しています……」
八木「あ……スミマセン……。心の中では土下座をして謝りました……」 ケビン「今度は、どんなことがあったんデスカ?」 八木「定食屋で、相席になった方のエビフライを間違って食べてしまったんです…。無意識でした……」 ケビン「そ、それは、相手の方も災難デシタネ……」 八木「はい。あ然としたその方の表情が忘れられません……」
ケビン「まあ、エビフライをお返しすればいい話デスシ……」 八木「それが、私が食べてしまったエビフライがその昼最後の1尾だったようで……。言い訳せず、ただただ『陳謝』した次第です」 ケビン「言い訳せずに『陳謝』するのはヘンですけどネ……」 八木「あ……スミマセン」 ケビン「大丈夫デス。ちょっと説明シマスネ」
さて、今回のテーマは「謝罪」と「陳謝」です。八木さんの言った「言い訳せずに陳謝する」という表現は何が間違いなのでしょうか? まずは「謝罪」から。ご存知の通り、罪や過ちを認めて謝ることですね。謝る行為全般を指しています。「謝罪会見」「謝罪広告」「謝罪の場を設ける」など、いろいろな使い方があります。
一方の「陳謝」は、「事情を説明して謝る」ことを言います。ポイントは「事情を説明する」というところ。 言葉で、言い訳したり、理由を説明したりして謝るのが「陳謝」ですから、「言い訳をせずに陳謝」したり、「無言で陳謝」したり、「何も言わず土下座をして陳謝」したりするのは不可能なのです。 ケビン「『陳』は『陳述』『陳情』などとも使われるように『申し述べる』『言葉で伝える』という意味がアルンデスネ」
八木「あ……全力で『謝罪』します……」
八木「私の場合、言い訳や事情を説明しようとすると、しどろもどろになってしまい、逆に相手を怒らせてしまいそうです……」 ケビン「そんなことはないと思うケド……。きちんと『陳謝』することも大切デスヨ。では、まとめにイキマショウ」
今回のまとめです。 「謝罪」とは、罪や過ちをわびること。 「陳謝」とは、事情を説明して謝ること。

おすすめ記事

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 爆笑問題の田中裕二さん、くも膜下出血・脳梗塞で救急搬送され入院

  2. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  3. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  4. 飛行機マスク拒否 大学職員「容疑と事実違う」 捜査車両でも着用しなかった理由

  5. 鼻出しマスク受験「眼鏡が曇るから」 釈放男性、トイレにこもった訳は

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです