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号外東京マラソン、一般参加取りやめ 新型肺炎拡大受け
漫画で解説

景品表示法とはの巻

懸賞当選者の水増し…食品偽装だけじゃない

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「松戸電気 最新16Kテレビ独占販売!」。そんなチラシを善蔵さんが持っています。もらったのだそうです。 16Kテレビなんてまだないですよね? 松戸電次さん曰く、(ははは。客を呼ぶためにうそを書いただけさ)だそうですが、これは問題があります。景品表示法違反になる恐れがあるのです。 2015年12月、懸賞付きパズル雑誌が読者向け懸賞品で架空の当選者名を公表するなどし、消費者庁は出版元に景品表示法違反として措置命令を出しました。
では、景品表示法とは何でしょうか。法律が作られたきっかけは、こうです。 1960年、牛肉の缶詰にハエが混入しているのが見つかりました。調べてみると、牛肉の缶詰のはずがクジラ肉を使っていたことが発覚したのです。当時、クジラ肉は安価でした。 これをきっかけに、不当表示にすぐ対応できるよう、「景品表示法」が作られました。では、何を定めているのでしょうか? 禁止しているのは大きく分けて二つ。まずは「不当な表示の禁止」です。 「優良誤認表示」「有利誤認表示」「その他誤認される恐れのある表示」の三つがあります。ブランド牛とうたっているのにブランド牛ではない食品偽装などは「優良誤認表示」に当たります。
また、ダイエット食品の表示で根拠無く「痩せる」と表示しているのは「有利誤認表示」になります。その他、無果汁の飲料に果物の絵が描いてあるのも問題ですね。 景品表示法が定めるもう一つは、景品類の最高額や総額を規制する「過大な景品類の提供の禁止」です。クイズの景品など一般懸賞による景品類、福引きなど共同懸賞による景品類、来店者に渡される総付景品などがありますが、それぞれ最高額や総額が決まっています。
法律に違反すると、問題の表示の取りやめや再発防止の「措置命令」が出されます。松戸電気の場合は、どうなるのでしょうか。 不当な表示、おとり広告とみなされるでしょう。措置命令にもしも従わなかった場合、2年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されます。 電次さんの妻の菊さんは、法律に違反するかもしれないチラシを作った電次さんに激怒しています。今夜はきっと、お仕置きですね。

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