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ファッションの匠

呼吸合わせ折り込むプリーツ 白石ポリテックス工業(宮城県白石市)

 <ファッションの匠(たくみ)>

 はかまや制服のスカートなどに使われているプリーツは、実は手作業によってできている。熟練の職人が2人1組で呼吸を合わせながら、段ボールのような型紙に生地を1枚ずつ挟み込む。それを釜に入れて蒸すことでプリーツをくせ付けする仕組みだ。

 白石ポリテックス工業で40年働く技術責任者、国分米夫さん(57)は「特殊な型紙は1ミリ単位の修正が必要。技術の習得には何年もかかる」と話す。これまでに制作した型紙は500種類以上。蛇腹状のプリーツだけでなく、ひだで亀甲柄やうろこ柄、ヘリンボーン柄なども表現できる。

 同社は日本で最初にプリーツ加工を始めた東京の会社が前身で、当時の社長が1968年、郷里の白石市に工場を移転したのが始まり。当初は4台しかなかったプリーツ加工機は31台に増え、手作業ではできない細かいシワ加工などにも対応できる。

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