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第79期名人戦

現在棋界最多の3冠を誇る渡辺明名人に挑むのは誰か?第79期名人戦と順位戦を特集します。

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名人挑戦は新鋭・佐藤天彦 降級は久保と郷田

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 27日指されたA級順位戦一斉対局の頂点に立ったのは、A級1期目の新鋭・佐藤天彦(あまひこ)八段(28)だった。

 佐藤は福岡市出身。中田功七段門下で、大山康晴十五世名人の孫弟子にあたる。2006年10月に棋士(四段)になり、15年八段。愛称は「アマヒコ」。ウエーブのかかった長髪に細身のスーツをさっそうと着こなす“イケメンスタイル”で知られるが、勝負度胸も備わっている。力強い棋風の原動力となったのが、横歩取りである。前々期のB級2組で10戦全勝。前期のB級1組で10勝2敗を挙げて連続昇級した際、「上を目指して頑張ります」と抱負を語った。「上」とは言うまでもなく、名人を指す。

 その言葉通り、A級1期目の今期も開幕から5連勝。6回戦で敗れたものの、7勝1敗の単独首位で最終局を迎えた。この日の相手、行方(なめかた)尚史八段(42)に敗れると、両者のプレーオフに持ち込まれるところだった。しかし、高い勝率を誇る後手番の横歩取りから緩急自在の指し回しで優位を保ち、追いすがる行方を寄せつけなかった。

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