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揺れる中東

アラブの春5年・第2部/5止 米政権、シリア対応迷走 ロシア介入で情勢複雑化

 「シリア国民のために、アサド大統領が身を引く時が来た」。2011年8月18日、米ホワイトハウスがオバマ大統領名で出した声明は淡々と、しかし明確にアサド氏の退陣を迫った。

 民主化要求運動「アラブの春」の大波は11年3月にシリアにも押し寄せ、全土を覆っていた。アサド政権は改革を求めて平和的な抗議デモを行う自国民に発砲するなど強硬な武力弾圧を展開。国際的な批判が高まっていた。

 「これでアサドは終わりだ」。オバマ大統領の声明を聞いた当時の国務省シリア・イスラエル和平担当、フレデリック・ホフ氏はそう思った。同時にこうも考えた。アメリカ合衆国大統領が退陣を迫った以上、発言を現実のものにする戦略がいる。「さもなければ大統領の信頼性に影響が出る。私も、政権内の多くの人も、そう考えた」

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