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寝ても覚めても

「何なんだよ日本」=冨重圭以子

2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場のイメージ図(技術提案書よりJSC提供)

 「何なんだよ日本」で始まるブログが注目を浴びている。認可保育所に入所できない、と連絡があった母親が胸の内をぶちまけたブログだ。タイトルは「保育園落ちた日本死ね!!!」と過激だが、乱暴な表現に怒りが表れ、共感する人も多い。

 保育所に入れない待機児童の問題が顕在化したのは20年ほど前からだが、問題自体はもっと前から存在した。30年以上前、ゼロ歳児保育について取材し、東京のある区の区長が「3歳までは母親が育てるべきだ。区の保育行政は、父親がいないなど、どうしても母親が働かなければならない場合の支援、福祉としてやっている」と論じるのを聞いた。少子化が問題になった現在も保育所が足りない状況は変わっていない。「一億総活躍社会じゃねーのかよ」と言いたくなるのはわかる。

 ブログに「オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ」という一文があった。そして「エンブレムとかどうでもいいから」「有名なデザイナーに払う金あるなら」保育園を作れ、とたたみかける。

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