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残余のリスク

川内原発/3 積み残し 再稼働優先の「安全」疑念も /鹿児島

 九州電力川内原発(薩摩川内市)で事故が起きた場合に対策拠点となる免震重要棟の計画撤回で、波紋が広がっている。国の原子力規制委員会の再稼働審査では、さまざまな安全対策が猶予された。その“積み残し”が表面化したといえる。

 「免震棟は当然造られると思っていた。何を考えているのか。どうして、再稼働前に変更申請を出さないのか」。2月26日の薩摩川内市原子力安全対策連絡協議会で、地区住民代表から不信の声が上がった。これに対し九電幹部は「再稼働に向けての規制要求を優先したと言われても仕方がない」と陳謝した。

 九電は昨年12月、今年度中に完成を予定していた免震重要棟の建設を取りやめ、運用中の「代替緊急時対策所」と隣に新設する「耐震支援棟」で対応すると規制委に変更申請した。免震構造は許認可を得た実績がない▽実績が豊富な耐震構造は早期運用開始が可能で安全性向上につながる−−などと理由を説明している。

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