メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

復興の途上

東日本大震災5年 第2部 産業再生/2 法人化・特区、足踏み

高齢化や古い秩序が壁

 東日本大震災を受け、政府は、被災地の農業や漁業に法人化や「特区」構想を導入し、人口減少や国際競争力低下に悩む全国の生産者に処方箋を示すことを模索した。しかし、高齢化など震災前からの課題が壁となり、取り組みは当初思い描いたほど広がっていない。

     ◇

 緩やかな弓状に延びる海岸線に沿い、巨大なマス目が並ぶ。総面積の8割に当たる約1800ヘクタールが津波で浸水した穀倉地帯の仙台市東部で、国などは事業費187億円をかけて圃場(ほじょう)整備をしてきた。10〜30アールの農地がひしめいていた一帯は、1区画最大1ヘクタールの大規模農業地帯に生まれ変わりつつある。

 その一角の荒浜地区では昨年1月、地権者約180人のうち41人が出資者となり農事組合法人「せんだいあ…

この記事は有料記事です。

残り1247文字(全文1588文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 校長のセクハラ告発女子生徒、焼き殺される 「自殺に見せかけるよう」校長自身が指示 バングラデシュ
  2. AAAリーダーを暴行容疑で逮捕 「飲みに行こう」と誘うも断られ平手打ち
  3. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  4. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」
  5. 許さない 性暴力の現場で/3 親からの虐待 義父の影におびえ続け /群馬

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです