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【カイロ秋山信一】イラクの首都バグダッド周辺で2月28日、爆弾テロや治安機関への襲撃が相次ぎ、100人以上が死亡、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。シーア派を異端視するISは過去1カ月間にイラクとシリアでシーア派の居住区を狙った大規模テロを繰り返している。実効支配地域が縮小する中、首都近辺のシーア派を象徴する場所で大規模テロを起こすことで、影響力を誇示する狙いがあるとみられる。
ロイター通信によると、29日にもバグダッド北東約80キロのムクダディヤで自爆テロが起き、24人が死亡した。シーア派民兵の葬儀が行われていた。
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