今度の参院選の争点の一つは、あらわであるか隠れたものになるかはわからないが、憲法への考え方であることは確かだ。そう思っていたところ「週刊金曜日」2月19日号でジャーナリスト、むのたけじさんの興味深い表現を読んだ。むのさんは「9条は日本に対する連合軍の裁き、死刑判決」であり、「実は国家とは認められていない屈辱」がそこにある、と述べる。
その一方、9条は「人類の目指すべき理想的な指針」で、そこには「世界の平和運動の先頭に立てる」という希望がある、とも述べる。つまり9条には二つの側面があるのだ。
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