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漫画で解説

ゆっくり地震って?の巻

気付かないほどの揺れは怖くない? いえいえ大地震の前触れかも

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「ゆっくり地震」というものがあることを知っていますか? プレートの境界や地下の断層がゆっくりずれ動く「スロースリップ」とも言われる現象です。 一揺れの長さは数時間~1日、長いと1年にもわたります。普通の地震と違って、ほとんど揺れを感じません。
怖くないように思いがちですが、甘く見てはいけません。なぜなら、ゆっくり地震が起きている周辺では、大きな地震が起きやすくなると考えられているからです。 2011年3月の東日本大震災の前にも、実は震源に向かってゆっくり地震が起きていたことが分かっています。 他にも日本ではこれまで、3カ所でゆっくり地震が確認されています。
これら3カ所のゆっくり地震は、近い将来の発生が危惧されている巨大地震の想定震源域のすぐ隣で起きているのです。東海地震、東南海地震、南海地震ですね。 ゆっくり地震は、普通の地震と同じように地震計で観測できるのでしょうか? 観測機器は少し違います。次のようなものです。 衛星測位システム(GNSS)、傾斜計、体積ひずみ計など。体積ひずみ計は、筒の体積の変化を計測することで、ゆっくり地震を検出します。
また、水準測位データなどから過去のゆっくり地震を見つける試みも行われています。更に、海洋研究開発機構は2010年から微小地震などの観測システム「DONET」(ドゥーネット)を運用しています。 こうした取り組みで、将来の巨大地震の発生時期や規模が予測できるようになるでしょうか。 全ての地震の前に「ゆっくり地震」が起きるわけではありませんが、それでも観測でゆっくり地震の周期を考慮すれば、予測の精度を高められるかもしれません。 いつもぶるぶる震えている八木くんの震動も地震予知に役立つのでしょうか…。

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