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漫画で解説

世界のオザワの巻

オペラ録音部門でグラミー賞 日本人指揮者の「巨匠」

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指揮者の小澤征爾さんが「第58回グラミー賞」を受賞しました。最優秀オペラ録音部門です。 グラミー賞とは何か知っていますか? 1959年にスタートし、米国で最も権威がある音楽賞です。小澤さんは8回目のノミネートで、今回初めて受賞しました。
小澤征爾さんとは、どんな人なのでしょうか? 1935年、旧満州奉天市(現中国瀋陽市に)生まれ、幼少期からピアノを始めました。 桐朋学園では故・斎藤先生の下で指揮を勉強したそうです。59年にはフランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。73年からは約30年間、米ボストン交響楽団の第13代音楽監督を務めました。 まさに「世界のオザワ」、巨匠ですね。 また、2002年には日本人として初めてウィーン・フィル・のニューイヤー・コンサートに登場しました。この時のライブCDは大ベストセラーになりました。この年から2010年まで、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めました。
更に、2008年には仏政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシェを授与され、日本の文化勲章も受章しました。 ところが…。2010年に食道がんの手術を受けた後、体力が低下し、12年3月から1年間、休養していました。 小澤さんはその後、復帰。13年8月に長野県松本市で開かれた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)」で指揮をしました。その時録音したオペラ「子どもと魔法」が収められたアルバムが、今回のグラミー賞を受賞したのです。 ところで、指揮者にはどうしたらなれるのでしょうか? まずは、ピアノを弾けた方が良いですね。それから「総譜」をチェック出来るようになる必要があります。総譜は指揮者が使う楽譜で、全ての楽器の演奏部分が1段ずつ書かれています。 例えば、図のような総譜は弦楽六重奏のものです。
指揮者は誰がやってもオーケストラの演奏に大した違いはないように思えるかもしれませんが、とんでもないことです。同じ演奏者でも指揮者によって音楽の雰囲気は大きく変わるのです。 指揮者は、演奏者とアイコンタクトして音楽のテンポをそろえるのはもちろん、大衆の反応を背中で感じながら曲を盛り上げたりするのです。素晴らしいですね。 響さんと火達磨くんは、小澤さんの素晴らしさを学んだところで受賞曲を聴き始めました。ところが、いつの間にか眠ってしまったようです…。

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