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四国見聞録

高松市・塩江温泉鉄道跡 戦前に快走した幻の鉄道 ガソリンカーの記憶、まだ残る遺構 /四国

塩江温泉鉄道の岩部トンネルは長く、出口は遠い。暗闇を抜けると、終点・塩江駅まではあと少し=高松市内で

 戦前、わずかの期間だけ存在した幻の鉄道が香川県内にある。塩江温泉鉄道という。高松琴平電気鉄道(ことでん)の前身の一つ、琴平電鉄が設立し、「ガソリンカー」と呼ばれる車両が、仏生山(高松市)から、「四国の宝塚」「讃岐の宝塚」と言われた少女歌劇があった塩江(同)までの約16キロを結んでいた。かつての線路跡をたどると、当時をしのばせる遺構が残っていた。【深尾昭寛】

 高松琴平電気鉄道が1989年に発行した「80年のあゆみ」などによると、塩江温泉鉄道は29年11月、営業を開始した。非電化ながら標準軌で、仏生山−塩江間の12の駅・停留所を、ガソリンカーが約40分で結んでいた。 「駅に着くと折り返す車両がしばらく停車している。その間、友達と乗り込んで遊んでいた」。ことでん仏生山駅近くにある「宮武製麺所」(同市仏生山町)の、宮武愛夫(ちかお)さん(87)が当時の思い…

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