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大分の研究センター 「かぼすブリ」「かぼすヒラメ」成功
泥のない状態で養殖しているのに、「泥臭い」イメージがなかなか抜けないドジョウ。こうした「偏見」を払拭(ふっしょく)しようと、大分県農林水産研究指導センターが、県特産のかんきつ類・カボスの香りがする新品種「かぼすドジョウ」の開発に乗り出した。カボスを餌に混ぜて身から香りが出るようにし、県がブランド魚として売り出している「かぼすブリ」「かぼすヒラメ」のノウハウを応用。ドジョウの香りを強めて大量養殖する技術に挑戦している。
かぼすドジョウを研究しているのは同センター水産研究部・内水面チーム(同県宇佐市)。かぼすブリの開発に携わった主幹研究員の徳丸泰久さん(50)を中心に、昨年4月にスタートした。
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