出雲大社

旧社務所取り壊しか 文化価値指摘、保存要望

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菊竹清訓氏が設計した出雲大社境内の「庁の舎」=ドコモモ日本支部提供
菊竹清訓氏が設計した出雲大社境内の「庁の舎」=ドコモモ日本支部提供

 戦後日本を代表する建築家の一人、菊竹清訓(きよのり)氏(1928〜2011年)が設計し、築53年たつ出雲大社(島根県出雲市)境内の旧社務所「庁の舎(や)」の取り壊しを出雲大社が検討している。老朽化が理由だが、文化遺産としての価値を指摘する専門家もいる。日本建築学会など4団体は近く保存を求める要望書を出雲大社に提出する。

 宝物殿も兼ね、1963年に完成した庁の舎は鉄筋コンクリート造りの平屋(一部中2階)。出雲地方の稲掛けをモチーフに、2本の巨大なはりと階段状の外壁で構成されたダイナミックな外観が特徴だ。日本建築学会賞や米国の建築賞を受賞し、2003年には近代建築の調査・保存を行う国際学術組織「ドコモモ」(本部・ポルトガル)日本支部が日本の近代建築「100選」に選出した。

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