ディーゼル車

日本車、排ガス抑制急務 経済性と両立課題

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 国土交通省がディーゼル車の排ガス検査を見直す方針を示したことで、メーカー側も新たな排出低減策を求められそうだ。独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題でディーゼル車に対する消費者のイメージは低下していて信頼のつなぎ留めも課題になる。

 国交省はVWの排ガス不正問題を受け、一般道や高速道で走行検査を実施。屋内検査を行う際の窒素酸化物(NOx)排出量の基準値と比べると、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車の3社4車種の排出量は2〜10倍に達した。このため、走行検査向けの新たな基準を設ける運びになった。

 自動車業界では「環境対応は永遠の課題。国の基準強化がなくてもNOxの排出抑制には力を入れているため、大きな影響はない」(大手自動車関係者)として冷静な受け止めが多い。ただ、環境対策費が想定を超えて膨らむ可能性もある。現在は、気温や路面が安定している状態での検査を想定して設計しているが、低温下などさまざまな条件でも一定の環境性能を満たす必要が出てくるからだ。環境性能と経済性の両立が、これまで以上に…

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