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メディア時評

政治的公平性を判断するのは誰か=文筆家・立教大特任教授、平川克美

 政権に批判的な意見を述べることは、政治的中立性を欠くということなのか。テレビ局各社の看板キャスターの交代が、政権の圧力によるのか、単なる編成上の理由なのかはひとまず置いてもよい。

 先般、国会において、高市早苗総務相が、放送法4条の「政治的公平性」を理由に、それに反する内容の放送に関しては、一つの番組だけでも放送局に電波停止を命じる可能性があると発言した。

 放送法4条が法規範なのか、放送事業者の倫理規定なのかという問題の前に考えなくてはならない問題が三つある。一つは、放送における政治的公平性とは何かということ。二つめは、その政治的公平性を判断するのは誰かということ。さらに三つめはそもそも、総務省の監督下に放送事業が置かれていることに問題はないのかということ。これらの問題は、当然のことながら憲法が保障する表現の自由の問題にかかわり、同時にメディアの存…

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