ボッコ靴

津軽の長靴復活 試行錯誤で靴店手作り 青森

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ブラシを使って靴底にのりを塗る工藤勤さん=青森県黒石市のKボッコで一宮俊介撮影
ブラシを使って靴底にのりを塗る工藤勤さん=青森県黒石市のKボッコで一宮俊介撮影

冷たい雪の上でも足ポカポカ

 天然生ゴムを素材にした津軽地方の伝統的な防寒用長靴「ボッコ靴」を復活させた職人がいる。青森県黒石市で靴などを販売する会社「Kボッコ」代表取締役の工藤勤さん(47)だ。冷たい雪の上でも温かく、リンゴの剪定(せんてい)作業をする農家や営林業、マタギの人々らに重宝されていたが、ゴム靴の大量生産が普及した影響などもあり、1970年代ごろから徐々に姿を消していった。だが時代が変わってもボッコ靴を求める声は絶えず、復活を実現させた工藤さん。今日も一つ一つ、手作りを続けている。

 「ボッコ靴」の名前の由来は、「ひなたぼっこのように温かいから」「雪の上を歩くと、『ボッコ、ボッコ』と音がするから」など諸説ある。

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