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希少種残る湿地

開発ピンチで移植計画 大阪・天下茶屋

湿地で確認された「片葉のヨシ」。葉が茎の片側に付いている=大阪市西成区で2015年11月、大沢瑞季撮影

 大阪市西成区天下茶屋東2の住宅街に、水が湧き出る湿地(約480平方メートル)が残されている。市内で唯一とみられ、ヨシ群落もある都会の貴重な自然だ。ところが昨秋、不動産会社が土地を購入し、開発される可能性が出てきた。湿地の植物を守る活動をしている市民グループ「なにわの片葉葦(かたはよし)保存会」は「万葉集にうたわれた、なにわの原風景を今に残す場所」として、ヨシなどを近くの小学校へ移植保存する計画を進めている。

 湿地は南海天下茶屋駅の東側約700メートルの住宅街の一角に広がる。市立自然史博物館の2012〜14年の植生調査では、計55種の植物が確認され、ヨシやガマなど湿地を好む在来種は12種あった。葉が茎の片側に付く「片葉のヨシ」や、大阪府レッドリストで準絶滅危惧種の水生植物コガマも見つかった。

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