メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外大崎事件、再審認めず 最高裁が初の取り消し
特集ワイド

今なぜ「角栄ブーム」? 人間的な幅、高度成長と分配、戦後民主主義の擁護、庶民への温かい目…現政権の反動か

1966年、自民党幹事長時代の田中角栄氏(当時48歳)。首相候補の一人に挙げられ、エネルギッシュな雰囲気が感じられる

 今太閤、庶民宰相と持ち上げられて登場し、巨悪、金権政治家とたたかれて失脚した田中角栄元首相(1918〜93年)。その毀誉褒貶(きよほうへん)の激しさは、歴代首相の中でも突出している。そんな田中氏の関連本が、没後20年余して次々と出版されている。なぜ今、「角栄」なのか。【石塚孝志】

 「3年前に出した『田中角栄秘録』が昨年12月だけで2000冊売れました。今年は6月までに角さんの本を3冊出しますよ」と話すのは、田中氏に関する本を10冊以上出しているノンフィクション作家の大下英治さんだ。「若い人たちが読んでくれています。最近は頭は良いけど臭いのない蒸留水みたいな政治家が多い。角さんは金権体質や女性問題など批判すべきところも多いが、情やぬくもり、パワーがあった。日本に危機や停滞が起きた時、彼ならどうするだろうとの期待感がある。現在の政治家への批判が、そこに込められている」

 田中氏の関連本について三省堂書店神保町本店の中條(ちゅうじょう)聡次長は「これまでも年に数点はあり…

この記事は有料記事です。

残り2611文字(全文3049文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新潟県警 寝坊し高速で175キロ 女性警官を書類送検
  2. ノロウイルスで0歳男児が死亡 岐阜・各務原
  3. WEB CARTOP 高速道路で走っているパトカーを追い越してはいけないのか?
  4. 三原じゅん子議員「愚か者の所業」って…「謙虚さ忘れた圧政者」と批判
  5. WEB CARTOP 制限速度135km/hオーバーで逮捕の会社員! 果たして罰則はどうなる?

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです