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ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 死の鉄道博物館(ミャンマー・タンビュザヤ) 戦後の空白、失った史実

ミャンマー南部タンビュザヤの公園に展示されている蒸気機関車。英領ビルマ時代に導入、泰緬鉄道でも使われたという

 ミャンマー南部モン州のタンビュザヤを3年半ぶりに訪れると、ヤブのようだったその場所は公園になっていた。博物館も開館(今年1月)している。太平洋戦争中、日本陸軍が建設した泰緬(たいめん)鉄道のミャンマー側の起点だ。

 この公園はモン族の実業家、ミンバンヤサン氏(44)が州政府から借地して運営する。今後はホテルも建設し、一層観光客を呼び込みたいという。ただ、泰緬鉄道のタイ側ではクワイ川鉄橋が映画「戦場にかける橋」(1957年)の舞台となり、以前から観光名所として定着しているのとは対照的だ。

 「タンビュザヤは(太平洋)戦争後、カレン族やモン族の武装組織が政府軍と対決する紛争地となり、観光や投資どころではなかったからだ」と、ミンバンヤサン氏は説明する。民政移管(2011年)後の停戦合意で、ようやく外国人も自由に立ち入ることができるようになったのだ。

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