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エンタメノート

「時忘れじの集い」おかみさんの思い

一昨年の「時忘れじの集い」の模様。慰霊碑「哀しみの東京大空襲」前で、自身の戦争体験を語る海老名香葉子さん=2014年3月9日撮影

 東京・上野から近い根岸(台東区)にある「ねぎし三平堂」は、初代林家三平の記念館。「どーもすいません」をシャレて、毎週水曜と土曜、そして日曜に開館している。東京大空襲を語り継ごうと毎年3月9日に上野で開催する「時忘れじの集い」を前に、多忙な海老名香葉子さん(82)を訪ねた。

 初代三平の妻で、林家正蔵さん(落語協会副会長)と二代目三平さんの母、そしてエッセイストとしても活躍する「おかみさん」は、1945(昭和20)年3月9日深夜から10日未明にかけてアメリカ軍が行った「東京大空襲」で家族6人を失った。自身は疎開中だったため助かったものの、苦しい生活を余儀なくされたが、釣りざおの名匠だった父の知人、三代目三遊亭金馬に引き取られ、後に初代三平と結婚。4人の子供に恵まれ、初代が亡くなった後も、一門の柱として活動を続けている。

 「時忘れじの集い」は、おかみさんが「空襲を風化させてはいけない」と、2005年に上野に建立した二つの碑「哀しみの東京大空襲」「時忘れじの塔」の前で、毎年、開いている式典。上野公園にある「時忘れじの塔」での式典では、地元の幼稚園、小中学校の子供たちが歌や朗読で参加する。

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